チェンジメーカーをめざして
『社会・世界とつながる 和田純ゼミの歩み』
2003年 7月22日 午前11時。千葉市幕張の神田外語大学(KUIS)4号館207号室―― 「和田ゼミ起業研究会」はここで誕生した。和田純教授とともに、グローバルな文脈で起業や市民社会の可能性を問い、持続的な社会参画や社会変革のあり方を論議するなかから「社会の役に立ちたい」「大学を活性化させたい」「地域や世界とつながり貢献したい」という想いが結実した。
想いは2007年に「和田ゼミ社会起業研究会」へと姿を変え、5つの社会貢献プロジェクトを育んでいくことになる。めざしたのは、自らがチェンジメーカー、社会変革の担い手になること。心に刻んだのは、最初の半歩を踏み出す勇気の大切さ。そして、小さな半歩も大きな一歩につながっていくという確信。
ここで、あらためてその軌跡を振り返り、250人に迫る仲間たちが積み重ねてきた「半歩」の足跡を刻んでおきたい。次なる「一歩」を踏み出すために。
誰もがチェンジメーカーになれる。だから、これからも歩み続ける。そして、ともに歩もう。新たなStepをめざして。